金欠だ。
1日の予算が1000円もない。
コンビニで、100円のコーヒー1つ買うにも逡巡する。今本当に欲してるのはミルキーかビターか、でもブラックじゃないんだよ、といった具合に。
何故なら金欠なのだ。貴重な100円なので、そこから得る満足を最大化しなければならない。
逡巡するコンビニで、巡る巡る、思考は巡る。
これまでぱっぱと使っていた財布の中の100円。しかし、あるからといって無条件に使って良いわけではない。
いちいち満足の最大化を考えたり、無駄遣いなら原因を考えたりするのは、本来するべきことなのだ。制約は思考の友である。
さて、こんなにも金欠になってしまった理由は、田舎ツアーと健康管理である。
40代以降の人生を考えるのに1回30000円の田舎ツアーに行きまくり、健康な体を取り戻すのに、1回3000円のよもぎ蒸しやらホットヨガやらに通いまくっている。
背景にあるのは「投資と消費」という考え方だ。
財布の中にあれば使ってしまう3000円(や30000円)。ぱっぱと使って使途不明金にするぐらいなら、先に投資してしまったほうが良い。食費とか交通費とかいった「消費」は頑張って削ればよろしい。
というその結果が、コンビニでの逡巡である。
私の考えは間違えなく正しい。
しかし、リアルにビールすら買えない。