今年から、8月11日は「山の日」。その祝日にぜひ見たい「花火大会」があります。
2011年に始まった同大会は、震災に傷ついた東北をLIGHT UP(=明るく)するために始まったもの。
今年は熊本での開催も予定されていて、すっかり「定着」した感もありますが、こうなるまでの道は決して、平坦ではありませんでした。
映画「LIGHT UP NIPPON」
2011年3月11日。東北を襲った未曾有の災害。
日本中が喪に服す中、東京湾の花火が「自粛」されることになりました。「残った花火はどうするんだろう?」と、ふと気がついた1人の青年。
これを東北で上げるべく行動を開始しますが、反対に次ぐ反対。そりゃそうです。傷跡がまだそのまんまなんですから。
ところが同年8月11日、花火大会は実現します。
この映画にはそのプロセスが、克明に記録されています。
想いが人を動かし、人が夢を現実にする。
最後の花火が上がるとき、涙なしではいられません。
MOVIE
今週のお題「映画の夏」