「むらコトアカデミー」の現地実習で、奈良県下北山村に行ってきました。
実習は2泊3日。その3日目の感想は「継」。
この村では、代々伝わってきたものを受け継ぎ、未来に伝えていくことが当たり前とされています。自分が生きるのは「今」だけだとしても、過去への敬意と未来への責任が常にあるのです。
そんな気づきを得た、3日目のふりかえりです。
9:00@あまごの養殖場
紀伊半島にしかない柑橘「じゃばら」の栽培と、奈良県の魚「あまご」の養殖をする西村さんに会う。どちらも貴重な産品だが、もう80代で、後継者不足に困っているそう。
9:45@普門寺
にて、地域と共にある寺の役割について聞く。
ここでは人が亡くなると、村を挙げて弔うそう。それによって生者は、命を継ぎ全うすることを見直すのだ。
率直にいってここの人たちは、「自分が生きて死んだら終わり」ではないのでしょう。
自分がいるのは先人のおかげ。だからそれを継ぐのも当然。
一方、私は自分のこれまでを否定するつもりはないけど、にしても、子供の頃から行き当たりばったりな性格で、人生を「長い目で見る」のがとても苦手。
「今、ここ」を重視するという意味で、マインドフルネス的にはOKかもしれないけど、こんな人間ばっかりじゃ、日本は消滅してしまうわけだし、今のまま、何も背負うことなく生きるのはどうなんだろうと、重い問いを背負わされたような気がしました。
(全くまとまらないけど終わり)