東京は「東京マラソン」だったんですね〜。
「東京は」っていうより「日本は」っていいたくなるぐらい、別世界感あるんですけどね〜。
…さ、淋しくなんかないんだからねっ!!
さて、実習3日目は60本の樽洗浄でした。
外は普通にスポンジで洗い、中は特殊な機械で洗う。もう、アライグマか!っつーぐらい洗いました。
そうなんですよ。
クラフトビール醸造家だからって、いわゆる醸造=麦芽やホップでビールを作ってばかりいるわけじゃありません。
クラフト=手仕事ですから、洗う、詰める、運ぶ、がいちいち手仕事。ここに工数割かれるんです。
今日感じたことは、この仕事、誰にでもできるわけじゃないなってこと。
いや、洗う、詰める、運ぶは、正直いって誰にでもできます。技術的には。
しかし、この途方もない肉体労働に耐えるには、よほどのビール好きでなければなりません。
目の前にある大きな樽。洗っても洗っても出てくる多くの樽。
ゴシゴシ磨く手仕事の先に、楽しい酒宴を想像できるか。そこでの出会いによって、花開く人や救われる人を想像できるか。
仕事は、何をするか(What)ではなく、何でするか(Why)が重要だというけど、これこそまさに私の動機。ビールを楽しんだ経験だけがモノをいう瞬間です。
今日は小さなミスをしたり、どん臭い自分を露呈したりもしたけど、泡まみれになりながら感じたこと、忘れないようにしようっと。