今日の私は偉かった。
10月から面倒見ている新卒男子。一見、藤子不二雄漫画の主人公ぐらい大人しいのに、なかなかクセが凄く、怒りスイッチを押してくる。温厚で有名な私の、だ。
今日だけで、3回ぐらいはキレそうになった。どうにか押し殺したが、だからこそそんな自分を、全力で褒めてやりたいのだ!
なにが腹立つって、「やります!」って約束したことが間に合わない。「できます!」って宣言したことの質が低い。同じ指摘を何度もされているのに、反省の色が全くない。むしろ、成長の気づきを与えてくれて、ありがとうございましたぐらいの感じだ。
おいおい、ポジティブなのは良いけど、少しは成長してくれよ!と、穏やかでないのは私だけである。
怒り狂うのは簡単だが、しかし、不機嫌なババアにはなりたくない。
何故なら周りの人は、私を「正しさ」では判断しない。好きか嫌いかで判断される以上、不機嫌は嫌われる原因だ。
そんなこんなで、自問すること45分。彼が成長すれば怒らずに済むんだから、そういうコミュニケーションを考えよう!
「やります!」「できます!」の半分しかできていないことを自覚するよう促し、こちらはこちらで、その見積もりを半分に解釈することに決めた。
期待はときに失望になる。急成長が見込めないなら、一旦期待値を下げるしかない。期待値が低けりゃ感謝も湧くだろうし、みんなハッピーではないか。
と、不機嫌なババアにならないために、考え抜いた自分を褒めてやりたい!
さっ、ビール買い行こ。