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東京百景

足元にある小さな幸せをコレクションするブログ

「世の中は公平だ」なんて教えてはいけない

名古屋のほうの小学校で、卒業式に袴を着る子が増えているらしい。

www.chunichi.co.jp

小学生のくせに贅沢なっ!という感覚はもちろんあるが、それより驚いたのは、行政側が「袴自粛」の通達を出したということ。「裾を踏むかも」とかいう妙な理由もあるが、要は費用の問題で着れない側への配慮だろう。

私も配慮は良いと思う。良いと思うけど、それは個人レベルですれば良いことであって、通達となると意味合いが違う、というのが私の感想。

というのも、私はかつて、はっきりいって貧乏側の子供だった。指定の給食着が買えなくて、大人もののYシャツを着ていたこともある。だけど困ったことはなかったし、惨めに感じることもなかった(覚えてないだけ?)。袴を着れない子がいたとしても、その事実をただ受け止めれば良いだけだ。

要するに、世の中には「袴を着れる家に生まれる子」と「袴を着れない家に生まれる子」の2種類がいて、いっときそれを「自粛」して隠されたところで、その事実は変わらないってこと。

背の高い人や低い人がいるように、貧乏も1つの個性に過ぎないし、そこから学べることもたくさんある。もし、それが嫌なら、稼げるようになるために、早めに努力を始めれば良い。

そこに行政が、貧乏=可哀想だから配慮しましょうなんて号令を出したら、逆に個性が死ぬし、学べるものも学ばなくなってしまうような気がする。

一見ネガティヴそうなことからこそ、学べることは多いんだから。

女の働きかた改革と月のモノの関係

ストレスで生理が遅れる人って、どのぐらいいるんでしょうか。

男は生理がないのでゼロ。女で半分いたとしても現役世代の1/4ぐらいでしょうか。

つまり少数派だし、デリケートなテーマ。だからこそ、もっと真剣に考えたほうがいいのでは、という話。このままでは、女の体が犠牲になるのでは、という話をします。

最近思うんですよ。

女性活躍社会っていうじゃないですか。少子高齢化してるから、専業主婦なんか養えないっていうじゃないですか。保育園増やしてやるから、もっと働けっていうじゃないですか。

そうかと思ったら今度は、働きかた改革っていうじゃないですか。プレミアムフライデーとか、現実味ないこというじゃないですか。

働け、でも生産性上げろって、できたらとっくにやってるよ!って話なわけじゃないですか。

私は基本、残業したくない人なんで、先日も書いたように、感情を捨て、笑顔を捨て、なるべくサボらずやってるわけですよ。そうすると、体が蝕まれるわけですよ。

だけど生理不順なんて、人には相談しないから、早く帰る人は「仕事が早い人」ではなく、「仕事が少ない人」だと思われ、もっと仕事が増えるわけです。

そこで最近は、泣く泣く残業を選択。急いでやってストレス溜めて、生理不順になるぐらいなら、残業して、忙しいアピールしたほうがマシってわけです。

…って、今は開き直ってるけど、若い頃はそれが分からず、本当に狂ってたんです。ホルモンバランスが。あれは女として、惜しいことしたなと思うんです。

ということでですね、真面目な女ほど、そして残業しない女ほど、無理に生産性上げて、体を犠牲にするのでは?と、切実に思うわけです。

そもそも男には生理ないし、生理不順も少数派だからこそ、女の体への影響を、もっともっと真剣に考える必要がある!

そういえば、「生理休暇」っていう形骸化した制度もありますね。今後、ガンガン取ろうかしら。

考えることと感じることのバランス

ギンレイホールで「ハドソン川の奇跡」見てきた。

ニューヨークで墜落しかかった飛行機が、ベテラン機長の采配によって、死者を1人も出すことなくハドソン川に着水。

9.11テロでは、飛行機によって傷つけられたニューヨーク市民の心が、今度は飛行機によって励まされたという感動の実話だった。

さて、映画も良かったけど、やっぱ最高なのはギンレイホール

こちら、年間50本程度上映される映画が、年会費1万円で見放題という名画座で、もし全部見たら1本200円。TSUTAYAより安いかも!?

ギンレイシネマクラブ | 飯田橋ギンレイホール

そんなシネマクラブへの入会は、実に18年ぶり2回目。その背景には、「映画鑑賞を習慣化したい」という、切実な事情が。

実は私、最近残業続きでして。

「考える」仕事が増えたからだけど、「考える」ことが大好き。だから残業も苦にならない。

ところが!

頭は苦にならなくても、心と体は蝕まれている。。。

頭だけでものを考えるようになると、感情が邪魔になり、笑顔が邪魔になり、あげくの果てには生理が邪魔になる(遅れる)!!!

というパターンが、今月久しぶりに見られたため、強制的に感動しようと、映画を習慣化することにしたのだ。 

考えるのが好きだから、敢えて感じる機会を作らねば!

東京を走る

雨宮まみさんの本「東京を生きる」を読んだら、「東京で酔狂なこと」がしたくなった。

 

すぐに閃いたのが「東京タワーからスカイツリーまで走る」こと。私は運転できないので、足はもちろん自分の足だ。

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18:55 東京タワーをスタート。スカイツリーまでは約10キロ。2時間あれば到着できそう。

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19:10 新橋を通過。酔客多数。

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19:15 銀座を通過。ここまで来ると東京マラソン気分。

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19:35 日本橋を通過。この辺で約半分。 

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20:10 浅草到着。スカイツリーまで1キロ残ってるけど、気が済んだのでここでゴール。スカイツリー。綺麗だったな。

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高校3年生の頃、私は休み時間に喋っている同級生を尻目に勉強するのが好きだった。そして最近は週末の夜、繁華街で遊んでいる人を尻目に、走るのが好きになった。

ジョギングをすると、ネガティブな感情がコントロールできるというか、寂しさとか苛立ちとか、どうでもいいのに気になることが、ほんっとにどうでもよくなるのだ。

さっ、今日はもう風呂入って寝よう!

東京でのうのうと生きる

「こじらせ女子」で有名な雨宮まみさんの本「東京を生きる」に、共感するところが多かった。

 

都会で一人暮らしがしたいという理由だけで上京。親の苦労は見て見ぬふり。そのくせ憧れだったものは未だ、何ひとつ獲得できていない。

好きなものは、東京湾のクレーンやホテルの朝食。田舎と媚びる女は否定するが、かといって自分も格好いい「東京の女」にはなりきれていない。

この本は雨宮さんが3年前、今の私の年で書いたものだ。文章が綺麗。同世代にこんな人がいたなんて、驚いた。驚いたけど、

にしても、暗い。

雨宮さんは昨年、40才で亡くなった。3年後に死ぬことが分かっていたかのような文章だった。

それに比べて私は、良い意味でのうのうと生きている。

たぶんこれは、私の資質と無関係ではない。「足るを知る」という言葉があるが、貧乏な家に育った私は、恐らくこの「満足する」という能力が著しく高いのだ(親からすれば元の取れない娘だろうが)。

それともうひとつ違うのは、雨宮さんが憧れだった東京のど真ん中で、あくまで刺激的な暮らしを希求し続けたのに対し、私なんぞ家の位置こそ都心だが、実際は田舎みたいなコミュニティの中で、地味に暮らしているということ。

ときに憧れは嫉妬になり、嫉妬は自分への失望に繋がる。失望と生きるぐらいなら、憧れなんて捨てたほうがマシだ。上を見れば限りがない都会で、細く長く生きるコツかもしれない。

私はもはや、上京した目的など忘れてしまった。もうこれ以上、食べたいものも買いたいものも見たいものも別にない。今はただ、ちゃんと生きることだけを希求している。

ちょっとした夢が叶った日

親が心配するので少しは明るいネタを。

最近、深夜残業続きの私は、残業代で靴を買った。

この商品のグレージュという色で、とても履きやすい。靴ずれもしない。

 

そして、この鞄も買った。

同じくグレージュという色で、安いのに丈夫だし気に入っている。

今日1日私は、グレージュの靴と鞄で、とても気分が良かった。というのも、靴と鞄を合わせている女に、ちょっと憧れていたからだ。

ファッションの好きな女や、「好きな服着ると上がる!」とかいってる女に、今まで共感したことが1度もなかったが、いろいろ買っているうちに、女らしくなってきたのかしら。 

どんなに小さな成長でも、成長は成長。

コンビニ弁当のほうがマシ

「働きかた改革」ってのが始まるらしいけど、私は最近、3食コンビニと残業の毎日だ。

仕事が増えても人は増えない(収入も増えない)。後輩をつけてくれるのは良いが、育たないばかりかトラブルまで起こす。ますます仕事増える。

確か、半年前にもこんなこと書いてたけど、半年教えたその人は、春から異動することになった。掌から砂がこぼれるようだ。

最近の「自分へのごほうび」といえば、前の日より痩せていたら買えるビール2本(¥300)と、深夜残業したら買える靴1足(¥2500)。深夜だけは残業代出るから、どうせ残るなら深夜に限る。

って、こんなこと考えてる自分がやってらんねー!残業代目当てに働く人間にだけはなりたくなかった!!

とまぁこんなとき、私は「ニュース」で精神性を保っている。

敢えて表現を選ばずに書こう。ニュースって大体暗いのだ。常に災害が起きたり、人が亡くなったりしている。

暗いことばかり伝えるマスコミの意図は分からないけど、その人たちに比べて私は、仕事はあるし貯金はあるし健康だし、なんだかんだ働く意義だって見つけてるから頑張れるわけだし、

ニュースに目を向けるだけで、贅沢をいってごめんなさい!となれる。

ということでママ、今年も結婚しないけど、私は元気にやってます。

(今日も当たり過ぎる水晶玉子先生の占い)

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久々に会社辞めたくなったワケ

本郷にて、地元ランニング部の飲み会。

優しくてステキなメンバーたちと、クラフトビールを楽しく味わう。

こんな人たちと出会えるなんて、私は幸せ者だなぁ!

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そんな気分で宴を後にしたら、急に会社が辞めたくなった。

最近残業が増えた。なのに収入は増えない。

それももちろん事実だけど、それだけじゃ説明のつかないモヤモヤ。この正体は一体???

と内省したら、こういうことだった。

人間関係が、悪いのだ。

もちろん会社のメンバーだって、優しくてステキな人ばかり。

ところが業務が増えすぎて、どことなくギスギスした雰囲気。

出世にも昇給にも興味の薄い私だが、いくら必要な仕事だって、同僚同士がいがみ合ったり、責任をなすり合ったりするのは嫌。成果より私は仲良くしたい。

とか考えていた矢先、私が一肌脱ぐ(=原因のプロジェクトに参加する)ことになった。

ますます残業増えるけど、それで職場が平和になるなら、少しは頑張れるかもしれない。

深夜残業代で、靴でも買おっと。

凸凹道でも万華鏡なら

2018年卒学生の就職活動が解禁になりました。リクルートスーツの若者を見ると、就活をちゃんとやらなかった、昔の自分を思い出します(遠い目)。

2002年卒で就職氷河期世代の私。世も冷えこんでいましたが、そもそも自分にやる気がなく、何月が解禁だったのか未だに知らないほど、就活に対し後ろ向きでした。

その後12年で、転職を繰り返すこと4回。昔ほどではないにせよ、同じ会社で正社員として定年まで勤めあげることが有利な日本ですから、生涯賃金的には、確実に損をしています。

同級生と比べては、落胆することもあったけど、そんな中つい最近、あることを思い出しました。

それは大学生のときに唯一した、「面接対策」。

ある日実家の母に「私ってどんな人?」と聞くと、母は「万華鏡のような人」と答えました。母がなかなかの詩人であることはさておき、あれは言い得て妙だったと、今になって感じるのです。 

私は転職4回の中で、3業種、5職種を経験。海外生活もしました。

いずれもキャリアアップではないので、生活は豊かになりません。にもかかわらず私は、これを問題だとも思っていません。

今考えれば、「万華鏡のような人」である私は、くるくるといろいろな経験がしたいだけなのです。経験の種類は欲しいけど、人より稼いだり偉くなったりすることには、ほとんど興味がないのです。

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(当たりすぎる水晶玉子先生の占い)

ということで、人と比べれば不幸な気がするとしても、この道を選んだのは、自分にとってはたぶん必然。私は自分の選択を後悔していないし、ちょっと面白いぐらいに思っています。

ともすれば、世の常識に反した自由奔放ができたのも、ほかならぬ就職氷河期のおかげだったのかもしれません。

ピンクと和解する3月

春ですね〜。ピンクが着たくなる季節です。

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コーディネート一覧 / Kyoko Kikuchi's Closet|菊池京子のクローゼット

なんつって、子供の頃から背が高く、女の子らしい容姿には恵まれてこなかった私。

春になり、桜を見れば纏いたくなるこの色と、仲良くできた試しがない。

というようなことを、コラムニストのジェーン・スーさんも書いているけど、とはいえピンクを着るのだっ!今年はっ!

ジェーン・スーは日本人です。

さて、私の今年の抱負は「女らしくする」ことであります。

1月は「女は服が好き」という定説から、服装に関心を払うことを決め、
2月は「女は感情表現が豊か」という定説から、喜ぶときはしっかり喜ぶことを決め、
3月は「女はピンクが好き」という定説から、ピンクと和解することを決めたのです!

ここまでしないと「女らしく」できない自分もどうかと思うが、
ともあれ辺りを見回してみると、意外にみんな、似合うとか似合わないとか気にせずピンク着てるのね。

「嫌われる勇気」という本がベストセラーになったけど、「嫌われるかもしれないけどピンク着る勇気」が湧いてきました。