ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

週末スナック開きます

5年ほど前から「スナック開いて」といわれるようになりました。上司や同僚から。

確かに、聞くの好きだし、ビール好きだし、合うかもしれない。

…なんて思案していましたら、店を貸してくれるオーナーが出現。土曜だけ開かせてもらうことに!!!

そこで本格始動に先立ち、練習会を行います。

 

2/17(土)21:00~
Player's bar R
東京都文京区千駄木2丁目43-2
https://playersbarr6.wixsite.com/playersbar-r

 

皆さん遊びに来てください!

ポジティブな動機だけが行動や成果に繋がるわけではない

今日は、自由大学4回目。

ゲスト講師の1人は「まちライブラリー」の提唱者、礒井純充さんだった。

礒井さんは、あの森ビルで「六本木アカデミーヒルズ」などを育てた人物。会社員として輝かしいキャリアを築きながら、実はそこで得た挫折が、「まちライブラリー」の動機になっているという。

礒井さんの挫折とは、すぐに組織化、仕組み化したくなってしまう自分の性格が、「アカデミーヒルズ」を大きく育てすぎ、顔の見えない組織にしてしまったこと。大企業らしいエピソードだが、だからこそ今は、その性格を「封印」しているのだそうだ。

人間は、挫折する。

しかし挫折したそのとき、自分の性格の中に原因を見つければ、同じ轍を踏まぬよう、その性格を封印することができる。

と、私は解釈した。

さて、私の挫折といえば、直近だと昨年の今頃である。

会社で多くの仕事を抱え、しかし頼る人のいなかった私は、独りでそれを抱え込み、毎晩泣きながら残業していた。

結局、頑張ったのにミスをして、築きあげたプライドはズタズタ。成果を出して表彰もされたが、ちっとも嬉しくはなかった。

そして今。

仕事は相変わらず多いけど、頼れる人が増えた。プライドと抱え込む性格を「封印」し、助けて欲しいと訴えまくっているからである。

現在の困りごとは、面倒見ている後輩がポンコツ過ぎることだが(本人が読まないことを祈る!)、ある意味コイツがいてくれるおかげで、抱え込むどころか訴えまくれるわけだし、結果として頼れる人も同情してくれる人も増えた。

動機はネガティブだし、ポンコツには毎日腹が立つけど、これはこれで成果なのかもしれない。ときに不機嫌なババアだとしても。 

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畑に行ってきました|23週目

暦の上では春ですが、私の畑にもその兆しが見え始めました。

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①今までほとんど収穫できなかった、茎ブロッコリーに実りが!

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②苺は引き続き、育ってるんだか枯れてるんだか分からない感じですが…、

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③葉もののほうは、だいぶ葉ものらしくなってきました。

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こちらは本日の間引き菜。

冬の葉ものは夏に比べて、根っこがしっかりしている印象。

冬は寒いから、土中深くまで根を伸ばしながら、春に実るそのときまで、じっくり準備してるんだって。

ここ2ヶ月ほど、畑はほんっと退屈だったけど、物事は、常に進行してるんですね。たとえ止まって見えたとしても。

畑で出会った、小さな小さな真理です。

おだやかな革命

ポレポレ東中野で、映画「おだやかな革命」を見てきた。

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3.11を機に、「自ら電気を作る」動きが、全国で広がりを見せている。それに取り組む人たちの姿や想いを追ったドキュメンタリー映画だ。

映画に登場するのは、原発事故で村を追われた飯館村の農家さんを始め、福島以外でも秋田、岐阜、岡山と、日本全国で「電気を作る人」たち。

共通するのは電気だけではなく、「この土地が好きだから、次世代にも残したい」という強い想いや、今の社会ではその権利すら奪われるかもしれないという気づきがある。

都会を豊かに、田舎を貧しくしてきた経済構造に距離を置き、地域に伝わってきた昔ながらの豊かな暮らしを、再生可能エネルギーと共に、次世代に残そうとしているのだ。

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…と、ここまでは予想通りの内容だが、悶々とするのはこの後。

私も、そっち側の人間になったほうがいいのは分かっている。なのに、覚悟を決められないのは何故か。

自分はこれで幸せかという問いが、ちゃんと真ん中にある

これは、劇中に登場する辻真一さんの台詞だが、

彼らにとって、自分の幸せ=大好きな土地で生きること。それを次世代に伝えることなのだ。彼らには「守りたいものがある」から、覚悟を決められるのかもしれない。

悶々とするのは、それすら考え忘れていたからだ。

都会で忙殺されていた私。「効率化」の名の下に、自分までもが効率化されていた。「守りたいもの」が別にないから、文字通り、「殺」されても気にならなかったのだ。

守りたいものの見つけかた。今は猛烈にそれが知りたい。

感情を「味わう」と正しい行動が選べる

先週の月曜日、あんなにも恐れていた「不機嫌なババア」になってしまった。 

周りの人は、私は悪くないとフォローしてくれる。しかし、肝心の自分が傷ついている。私は不機嫌になるために働いているわけではないのだ。

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ちょうどこんな本を読んだ。

 

不機嫌なババアには逆説的なようだが、とにかく読んだら、こんなことが書いてあった。

感情を我慢した女は可愛くない。←普段の私

感情表現を間違える女はだらしない。←不機嫌な私

嗚呼、図星すぎる。ただでさえ可愛くないのに、だらしなくまでなったら人生終わりだ。早速、処方箋を試すことにした。

①ネガティブな感情が現れる。
②まずは味わう。「おっ、イライラしてるな」という感じに。
③そしてその原因を「Why×5」で更に味わう。「Why×2」ぐらいでは足りない。その原因となる人物やら状況やらに対する怒りしか出てこないから。
④「Why×5」まで深めると、その奥に自分へのポジティブな評価や期待が存在するはずだ。
⑤それを見つけて初めて、正しい行動が選べるようになる。

よく分からないだろうから、具体例を挙げよう。

後輩が仕事でミスする
→イライラする
→Why1 後輩の能力にイライラ
→Why2 それを放置する周りの対応にイライラ
→Why3 面倒見る暇もないほど仕事が多いことにイライラ
→Why4 ていうか、仕事が多いのは会社からの期待では?
→Why5 そんな中でも指導しようとする自分が偉いのでは?
→もっと効果的な指導方法を考えよう(正しい行動)

実は私は、感情で長いこと苦労してきた。

性格が暗いくせに、行動力は抜群なのだ。ネガティブな感情にふりまわされたまま、それを行動に移してしまう。

もちろん努力もしてきた。明るくなる努力。感情を思考でコントロールする努力。迷惑をかけたことに反省したから。そして正しい行動を選びたかったから。

しかし、限界も感じつつあった。

暗いものは明るくなんかならないし、感情をコントロールする癖がつくと、正しい行動をしたところで、喜びすら感じなくなってしまう。

しかし、このノウハウを身につけて5日。まだ完全とはいかないけど、進歩はできているような気がする。そして何より、自分を大切にできているような気がする。

嗚呼、私はなんて運が良いんだ!

WCMの見つけかた

2匹の迷える子羊が、今日は「WCMを見つけたい!」と嘆いていた。

WCMとは、

WILL:したいこと
CAN:できること
MUST:すべきこと

の略で、この3者が重なり合う仕事を、「天職」と呼ぶ人もいる。

3ヶ月前まで私は、世の中にはMUSTしかないと考えていた。WCMを提唱する会社に10年以上もいるのにだ! 

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ところが2018年1月、私は38才8ヶ月にして、ようやくWCMを見つけた。

複数の研修や書籍で学んだ結果だが、今日は子羊たちに、そのポイントを教えてあげよう。だって、これがWILLなんだもの。

主役人材か、サポート人材かを見極めよう

世の中には、早くからWILLを見つける人材と、それをサポートする人材とがいる。30過ぎて子羊だったら間違いなくサポート人材だが、まずは、世の中的に明確で分かりやすいWILLだけが、WILLではないことに気づこう。 

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自分史を書こう

次に自分の棚卸だ。いつ、どこに、だれといて、なにをしていたか。頼まれてもいないのに頑張ったこと、夢中で取り組んだことはなかっただろうか。それがWCMにつながっている可能性は高い。 

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10000時間を探してみよう

より具体化させるために、自分の経験の中から、10000時間継続できたことを探そう。趣味でも職種でもいい。多少抽象化してもいい。フルタイムで働いている人なら、5年続いたことを見つければいい。 

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人との違いを見つけよう

次は人との会話を通して、自分の特徴を浮き彫りにしていく。同じテーマや場面で、人と反応が違うことはないか。自分にとって当たり前でも、人にとって当たり前でないなら、それが自分の特徴だ。 

注意※パートナーには「傾聴」してくれる人を選ぶこと。

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最後は自分で考えよう

ここまで出てきたキーワードをWCMに統合しよう。私は人から頼られる能力をCAN、どうしても頑張ってしまうことをWILL、そして両者を最大化するために取るべき行動をMUSTと置いた。

この結果を元に上司と面談したら、会社は辞めないことになったけど、残業しない、課外活動はめいっぱいやるって、合意を取ることができました!

2018年2月の行動計画

2018年、早くも2月である。

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1月の成果は、

・自由大学
→入学したらアンテナ立ちまくり、高坂さんと西村さんのイベントにも参加成功

・津和野マラソン
→エントリー後、順調に練習。身体の進化も感じている

・ゆかこの部屋(スナック&ラジオ)実施
→実施後、次回以降のネタは増えたが行動が間に合っていない

といったところ。

本業が1年で1番の繁忙期だというのに、まぁよくやった!!!ポイントは「アクションする日を決める」だな。 

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2月のテーマは「アクション月間」。またの名を、倒れるまで動く!

具体的には、

・アンテナ活動
根津神社豆まき(2/3)→×
└映画「おだやかな革命」(2/3)→○
おだやかな革命 - ゆかこの部屋Blog
└週末自由大学(2/10)→×
└インタビュー講座(2/12)→○
└Doの肩書き、Beの肩書き(2/15)→○
└津和野マルシェ(2/17)→×
ポートレート撮影(2/23)→×
└たまにはTSUKIでも眺めましょ(2/23)→×
└覚えておく
①まちライブラリー②健一茶農園③ヤギ農園

・マラソン練習
└2/4→○
└2/11→△
└2/18→○
└2/25(兼シャルソン)→○

・ゆかこの部屋
└スナック(2/17練習会)→○
└ラジオ(2/24)→×

・後続企画
養老渓谷見学(3月へ)
└編み物発注(2/8)→○

ってことで、まずはアクションする日を決めたぞ!

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2018年1月の読書

クリエイティブマインドセット|トム・ケリー&デイヴィッド・ケリー

チベット語には「創造性」や「クリエイティブ」に相当する言葉はなく、一番近いのは「自然」

・人間中心の考え方は、イノベーション・プロセスの基本

・こちこちマインドセットの人は、隠れた弱みをさらけ出すぐらいなら、長期的な成功の可能性をあきらめる

・人々は大きな恐怖と向き合い、自分が対処できる程度の小さなステップを一つずつこなしながら、恐怖を克服していくことができる

・失敗を通じて得た教訓は、私たちを今までよりも賢く、そして強くしてくれる

・①クリエイティブになると決意する②旅行者のように考える③リラックスした注意を払う④エンド・ユーザーに共感する⑤現場に行って観察する⑥「なぜ」で始まる質問をする⑦問題の枠組みをとらえ直す⑧心を許せる仲間のネットワークを築く

・洞察の掛け合わせとは、定量的な調査を人間中心のデザインへと組み込むアプローチ

・人々に望みを聞くだけでは、実地調査とはいえない。人々が意識していない隠れたニーズを理解すること

・計画をなるべく減らし、行動をなるべく増やす

・クリエイティブになるための第一歩は、傍観者でいるのをやめて、アイデアを行動に移すこと

問題は「タコつぼ」ではなく「タコ」だった!?|友成真一

・自分の夢を追求し、深め、そして突き抜けると、他者と共に生きる「社会的存在としての自分」がいるところに至る

・社会的な問題の原因を制度や仕組みに求め、それを変えようとするのは「マクロな罠」

・愛は何を思うかではなく、何をするか

・科学的思考は、この世に存在するモノやコトを切り刻んで、バラバラにして見つめる。その結果、トータルな存在である人間がどんどん分断化される

・経営とは、もてる資源を最大限活用し、目的達成を極大化する行為。しかもそれをやり続けること

・どんな問題でも、5回「なぜ」を繰り返せば本質に至る

・人生はベクトルの方向と大きさ

 

 

 

会社員を辞める本当の不安

皇居の周りを走っていたら、お濠に浮かぶ鴨の隊列が目についた。

20-30羽が揃って、同じ方向に泳いでいる。ちょっと真剣みがあり、遊んでいるのとは違うようだ。

東京は4年ぶりの大雪と34年ぶりの寒波に見舞われた。

鴨には風雨を凌ぐ家がないので、今夜安全に過ごせる場所を、みんなで探しているのだと思った。

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ところで先週のこと。私の家では、夜な夜なパーティーが開かれていた。私は参加しなかったが、階下は朝まで賑やかだった。
よくもそんなに喋ることが…と思っていたら、作戦会議をしていたらしい。
今年6月から民泊に対する規制が厳しくなるので、その先をどう生き抜くか、民泊仲間同士、意見交換をしていたそうだ。
 
脱サラして自分の道を生きる人たちはよく、「早く会社辞めて、こっちへ来い」という。
不安な顔を見せようもんなら、「大丈夫!なんとかなる!」の一点張りだが、私はこの日、その根拠を見たような気がした。この人たちには、困ったときに助け合える仲間がいる。皇居の鴨と同じように。
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もちろん、会社員にだって仲間はいる。しかし、徒党を組むのは会社のためで、人生賭けた作戦会議をしたりはしない。
会社員を辞めようとするとき、多くの人は「収入」を不安視するけど、きっとそれは真実じゃない。
本当に不安なのは、会社という箱を出たとき、人生を賭けて助け合える仲間が得られるかどうか。それだけの力を、自分が鍛えてこられたかどうか。
少なくとも私の不安は、そっちだったと合点がいった。
ということで、鍛えよう!

アラフォーうつ

これは、アラフォーうつなのか。

仕事多すぎて泣ける。
くたくたで帰宅して泣ける。
あの人に甘えたいけど、メール打つ手を止めて泣ける。

困ってるわけではない。むしろ環境には恵まれてる。充実すらしてるはずだ。

ただ、日々の中で、これを得た!という実感がない。

 

私はこの感じを、「アラフォーうつ」と呼ぶことにした。

たぶん、結婚していようといまいと、子供がいようといまいと関係ない。

日々、劣化していく自分。時間だけは生きてきたが、ふさわしい魅力を身につけたのかは分からない自分。

初めて迎える40代に、恐れを感じない女はいないはずだが、よく考えるとこの感じは、初めて30代になった頃と似ている。

故に、アラフォーうつ。「そのとき」が来れば消えるうつ。

うつだから、切なげな文章も書けるわけだし、雨の日があるから晴れの日が嬉しい。うつはうつで楽しもう。

ってことで、今夜もビール飲んで寝よ。

#結局コレ