西粟倉から戻った夜の寝る直前、私が作るべきものは「ビール」のような気がしてきた。
渡部さんにとっての苺、山口さんにとっての帽子は、私にとってのビールかもしれないということだ。
きっかけは山口さんの言葉である。
私「どうして帽子が好きなんですか?」
山口さん「子供の頃、頭に大きな怪我をしたとき、母がくれた帽子で気分が凄く晴れたから」
なるほど。山口さんにとって帽子は、単なる帽子ではなく、辛かったときの救いであり、支えだったということだ。
帽子屋「UKIYO」
さて、私の想い(=望む世界)については昨日も書いたが、改めて考えると、そういう世界の楽しさを教えてくれたのは、ほかでもない、ビールだった気がする。
というのも、私は子供の頃から筋金入りの人見知りで、高校入るまで友達らしい友達なんて3人ぐらいしかいなかった。「世界にまともな人はいない」と本気で考えていた私が、救われ、そして支えられ、今レベルになれたのは、間違いなくビールのおかげなのだ!!!
というわけで、取り敢えず自作ビールキットを買い、勉強を開始する!
そして近い将来、津和野とか下北山とか西粟倉とかの水汲んで、好きな土地のビールが作れたらいいなぁー。
免許って取れるのかな?