ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

今日の自分にできること|コンテイジョン

テレワークのために机&椅子を買ったら、ますます部屋が好きになりました。

平日の集中力はアップ。週末も文章を書く気になり、寝てばかりいた最近の私からは、想像すらできなかったことです。

部屋で過ごすことが増えるとき、部屋に投資したのは正解。

自分が元気なうちは前向きに過ごし、自分のできることを頑張りたいものです。

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さて、 本日気になったニュースは、

mainichi.jp

志村けんさんを失ったイザワオフィスが、異例の動画公開へ。

悲嘆に暮れるばかりでなく、その「遺志を継ぐ」というのでしょうか。コロナで苦しんでいる人に「笑いを、そして寄付を」。「自分にできることをする」という姿勢に感動すら覚えました。

「自分にできること」といえば、あしなが育英会さんも。

「どんな事があっても きみたちを守る」困窮学生に10億円を緊急援助 TBS NEWS

私も借りていましたが、心ある大人とは、こういう人ではないでしょうか。

ほかには、長岡市のタクシー会社が移動困難者の代わりに車を走らせたり、

台湾の総統がマスクを寄付してくれたりと、

敢えてさまざまに集めてみましたが、それぞれがそれぞれの立場で、できることを実践しているのです。 

 

そんな中で、私も本日は「今見るべき」1本の映画を紹介します(ネタバレあり)。


映画『コンテイジョン』予告編

2011年に公開された映画ですが、「まるでコロナを描いている!」と、大ヒットしているのです。

舞台はアメリカ。

香港に滞在していた主人公の妻は、新型ウイルスに感染します。帰国の道中で発症し、直後に死亡。妻を看取った主人公が病院から帰ると、妻から感染した息子も死亡。

その後、瞬く間に感染は広まり、社会は大パニックに陥ります。封鎖された都市では、学校は休校に、体育館にはベッドが並べられました。スーパーでは買い占めが起こり、ドラッグストアには人が殺到。公的機関の情報は隠蔽や嘘が多いため、不安に陥った市民は車上荒らしや金融機関の焼き討ちまで。怖いのは果たして、ウイルスなのか人間か。

一方、感染源である香港に派遣されたCDCの職員は、意識高く行動するものの、志半ばで死亡。棺桶ではなくビニール袋に包まれて埋葬されます。

同じく香港入りしたWHO(?)の職員は、感染を免れた地元民に誘拐され、ワクチンの裏取引を要求されます。

ウイルスによって、変貌してしまった社会。尊厳を踏みにじられたり、分断を余儀なくされたり、そこに待っていたのは「地獄」そのもの。

ウイルスを消すことができない以上、せめてもう少し、悲劇を減らすことはできないのでしょうか。

 

というところで日本の今に目を向けると、対策が、遅い。

国民の命よりも守りたい五輪があったのか。国民の暮らしよりも通したい法案があったのか。その究明は、本日したいことではないけれど、少なくとも日本では、頑張るべき人が頑張らなかった。そして国民もまた、その監視を怠っていた。それだけは、真実のような気がします。

今日の自分ができること。

それは、自分の健康を守りながら、映画から学んだり、既に立ち上がっている人を、賞賛したりすること。

社会は市民でできている。一人の非力な市民として、できることを探していきたいものです。

 

お題「#おうち時間