ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

適切に不安がること(妊娠12週/4ヶ月)

妊娠12週(11/13-11/19)のふりかえり。つわりはほぼなくなり、妊娠前の体調を10とすれば9ぐらいにまで戻った。吐かなかった分(?)太ってしまったので、体重管理とデトックススープを始めたところ、早くも体重が漸減。今のところは私、自己管理できる妊婦。

体調が良くなったので、妊婦以外の活動もできるようになってきた。ヨガ、副業(傾聴)、読書、教養番組の視聴などなど。そういえば「猫を3匹飼う」夢を見たけれど、その意味は「妊娠」「安定」らしい。まさに!

 

1ヶ月ぶりの妊婦健診では、週数通り順調に育っているとのこと。先生は多弁でこそないが、「異常ないですか?」などと聞けば「ない」とはっきり答えてくれる頼もしいお方。

そんな中、今回登場したのは「3Dエコー」なる新兵器。赤ちゃんの姿を立体的にとらえられる先生肝煎りの機器なのだ、赤ちゃんの向きがイマイチだったらしく、「綺麗な横顔が撮れなかった」と不満げ。こんな会話ができるのも、順調な証拠ということで。

ちなみに先月受けた血液検査も、全て陰性で問題なし。ただ、この日の尿検査だけ若干気になるということで、思い当たるフシがあった(飴を舐めすぎた)ので、早速「小魚&アーモンド」に修正することにした。

 

さて、前回は「数字で考える重要性」について書いた。40代の妊娠は「妊娠=ほぼ産める」ではなく、流産しやすい、障がいが出やすい、合併症になりやすい、などさまざまな壁があり、丸抱えにして不安がるのではあまりにも辛いので、きちんと数字(データ)で見て、過不足なく不安がろうということを書いたのだった。

tokyo100k.hatenablog.jp

あれこれ調べたことををまとめてみると、まず40代は流産が多い。その原因の多くは卵子が古くなることによる「染色体異常」で、生存力が充分でないことから、早い段階(〜12週)で自然淘汰されてしまうとのこと。グラフにするとこんな感じ。

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流産の心配が少なくなるのは、12週。私は明日から13週。

つまり、早期流産の壁は乗り越えたということで、その部分をグレーアウトしてみると、こんな感じになった。生まれてくる確率がとっても高くなった!

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日々週数を数えながら、不安になったり安堵したりする中で感じるのは、「妊娠=ほぼ産める」ではないことに加え、今はまだ鶏卵ぐらいの大きさしかない赤ちゃんが、その微かな生存力でもって、今日から明日、明日から明後日と生き延びることができるか、そういう闘いなのだということだ。

それは生まれてきてからも本質的には同じであって、生きる環境が「母体」から「社会」へと広がり、病気やら事故やら何やら、生を阻む壁が無数に増えてくる中で、「生き延びる」という闘いは死ぬまで続いていくということ。

そう考えてみると、今の私にできることは、自分自身も生き延びつつ、食べるものに気をつけるぐらいだけど、1日の終わりにひょっとしたら「今日もよく生き延びました」ぐらいのことは、赤ちゃんに話しかけても良いのかもしれない。