ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

映画「天気の子」

映画「天気の子」を見てきました。

最近「娯楽」というものを忘れていまして、しかし普通に暮らしてたって、そんな気分にはなれないので、「本を1冊読了したら、映画を1本見ても良い」というルールを設けたのです。今日はその1回目。

 

映画館のある福知山までは、車で往復2時間の距離。2時間の映画見るために走る距離じゃないけど、私は「初めての街」「初めての道」が大好きなのです。

出発前の「オラ、ワクワクすっぞ!」的な興奮、そして運転中に感じる開放感は、サウナに入ると後頭部から毒素が出ていく、あの感じに似ています。

 

上映前には、映画館周辺を散策。


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ここは来年の大河ドラマ麒麟」の舞台らしいですが、なっかなかに昭和です。

丹波地域の中核都市らしく、篠山よりは人の息吹を感じる。あ、篠山よりはね。

ちなみに映画の客は2名でした。

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さて、肝心の「天気の子」ですが、これは………引き込まれる!

異常気象を軸に「狂っていく世の中」と、それをどうにかしようとする少女、そして少女を守ろうとする少年の姿を描いています。

主人公に感情移入、ということはないのだが(大人なんで…)、少年の純粋な想いには涙しました。

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印象に残ったのは、「大人」として描かれている須賀さんの、「年取ると、大切なものの優先順位が変えられない」的な台詞。いや、本当にそうだし、大切にしたくたって、全てできるわけじゃない。小さな自分には、せいぜい2、3個ぐらいでしょってことも。

「天気」という大きなものと「東京」という大きな都市、その中で右往左往する「人間」という小さな存在。その描写もまた、そう感じさせるわけだったかもしれません。

 

さ、また本読んで映画見よ!