ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

想い合う幸せ

東京に帰って来て、10日が経とうとしています。以前ほどブログが書けないのは、家にwifiがないのと、毎日書くほど時間がないから。東京暮らしは忙しい。

 

最近の暮らしぶりはというと、家と会社の往復+結構人に会っています。

東京にいることを広報こそしていないけど、このブログを見てなのか、噂で聞いてなのか、声をかけてくれる人がいるのは、とてもとてもありがたいことです。

 

さて、ブログを書けない代わりに、今年は手帳を買い、ウィークリースケジュールのところに、「今日の幸せだったこと」を2、3行書き残すようにしています。

1/1_〇〇ちゃんの話を聞いてあげた

1/3_具合の悪い〇〇に優しくした

1/5_〇〇さんと会えた

1/8_〇〇から連絡が来た

1/9_〇〇に会えた

1/10_〇〇の集まりの後、〇〇にも会えて、happy&lovelyな1日

1/11_〇〇の新年会に参加できた

など。

自分で意外だったのは、その内容が「人間関係」に集中している点。何が意外って、自分が人間関係の中に、幸せを見いだしてるってことです。

 

孤独なつもりだったけど、実はそうでもないらしい。

人を想うこと、人に想われること。「想い合い」は私にとって、幸せである理由の一つなのです。

想い、想い合える人を選ぶこと。当たり前のようだけど、今後、重視したいことの一つです。

自分のペースで暮らす

東京に転居して、1週間が経ちました。

転居の翌日には転職したので、転居からの転職。そこそこハードな1週間を過ごしたというわけです。

東京は人が多い。仕事も多い。

ですが、「養鶏場のように」感じた職場も3日通えば慣れてしまい、感じの良い人ばかりではないけれど、田舎のように「到底理解できない」こともありません。

東京への復帰について、私はソフトランディングを果たしたのです。

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今週頑張っていたのは、篠山で確立した「自炊」の習慣を崩さないこと。

寝不足で力尽きた1日を除いては、朝食&弁当ができている!!

ややストイックな性質で「できなかった1日」にばかり目の向きがちな私ですが、よく考えたら、朝食を食べる習慣なんて実家を出て以来ほとんどなかった。なので、全面的に自分を褒める!

 

さて、そんな幕開けとなった2020年。テーマは「こつこつ、ゆっくり」です。

自分が重要だと考えることを、自分にできるペースで、少しずつ自分のものにしていきたい。

女だてらに仕事なんぞしていると、「暮らしが重要!」なんて情報は、まず耳に入りませんが、私はそれを重視している。

何故なら、もう二度と健康を害したくないから。その落とし穴が、ちょっとしたところにあると体感したから。

 

健康を害さない→暮らしを重視→求められるまま働かない。

という心がけをした結果、目の前で起きるさまざまなことを、重く受け止めたり、軽く受け流したりすることが、少しできるようになりました。

こつこつ、ゆっくり。

自分が重要だと考えることを、自分にできるペースで、自分のものにしていくこと。

(自分なりには)自分の限界に挑んだ結果決めたことだから、この約束だけは守りたいのです。

平凡と平和

正月は伊豆を走り回った。

1日は沼津で魚ざんまい。


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1日は修善寺で茸ざんまい。


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正月は、食べて寝てればOK。

安心から来る怠惰と、思考停止っぷりが半端ない。あの地獄だった日々が、どんどん過去になっていく。

不安がろうとがるまいと、食べて寝てたら明日は来る。これが平凡、そして平和な人生。

さ、明後日からダイエットしよっ。

リセット力

実家のリセット力は凄い。

2019年がどんな年だったとしても、私には1979年からの人生があったのであって、それを共にした家族があったのであって、2019年のたった1年がどんな年だったとしても、ここではリセットされてしまう。

正月のリセット力と相まって、実家にそんな力を感じた。

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2019年。息子は大病、娘は失業。

70過ぎた親を不安にしかさせられない子供たちだが、そんな後だからこそ、安心できる姿を見せなければと、珍しく考えたりした正月。

2020年は「こつこつ、ゆっくり」

あけましておめでとうございます。

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昨年は冒険の年でしたが、丸腰で突っ込んで玉砕した年でもありました。

そこで今年のテーマは「こつこつ、ゆっくり」。

身の丈に合わないことを、私はもう目指さない。

故に、平凡な投稿を繰り返すでしょうが、その中に一筋の光が見つかりますように。

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さて、「こつこつ、ゆっくり」とは、大晦日に見た映画「人生フルーツ」の中に、繰り返し出てきたフレーズです。

衣食住を犠牲にしてまで、志高く働くことはできない(少なくとも私は)と分かってしまった今だから、「こつこつ、ゆっくり」暮らす中に心が宿ると感じるのです。

心ある暮らしが、志を育てる。

暮らしを犠牲にしないこと。心→志の順番を守ること。それが今年の約束です。

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ところで「人生フルーツ」を初めて見たのは、今から2年前のことでした。

田舎暮らしのきっかけになる映画でしたが、田舎暮らしを辞めた今だから、表面的な素敵さ「以外の」ものが見えました。

津端夫妻の真似をして、畑始めりゃOKじゃない。雑木林作りゃOKじゃない。

大切なのは「(経済中心ではなく)人間中心である」ということ。

自分の心を大切にすること。そして人を想うこと。

想いもないのに、志なんて。

 

こつこつ、ゆっくり。

暮らしを犠牲にしないこと。心→志の順番を守ること。それが今年の約束です。

帰省

実家(熱海)に帰ってきた。

年明けにはまた、東京都民になる。

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篠山では多くの人と別れた。多くの期待を裏切った。

けど、自分としてはやっと、自分の体に自分の心が戻ってきた感じがする。

自分に合う「距離感」というものがあるのだ。

 

「熱い」ことは一見素敵かもしれないが、熱源に近すぎれば火傷するようなもので、適切な距離は自分で決めなければならない。

「自分の体に自分の心が戻ってきた感じ」、この感覚が全てだろう。

自分の感覚とは、自分にしか分からない、自分の全てを決めるもの。

 

ごめんなさい。ありがとう。さようなら。

そして、ありがとう。

作る人から伝える人に

田舎暮らしも残りわずかというある日、A夫妻が丹波地域を案内してくれることになった。

 

私の好みを聞きながら、案内してくれたのは5ヶ所。

介護施設から生まれたアロマオイル精製所「チハルオーガニック」


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・苔むす社殿が印象的な「内尾神社」


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神仏混淆の姿を今に伝える「柏原八幡宮


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・キャンプ場で食べるハンバーガー「BBQ & Burger BP」

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・古民家をDIYした「キャリー焼菓子店」

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A夫妻が決めた今日のテーマは「辛かったこの1年の記憶を、今日で楽しく上書きすること」。や、優しい…。

今年は本当に、地域を楽しむどころじゃとてもなかったけど、今更ながら素敵なところがいっぱいあったんだぁー。って、気づきと癒しがありました。

 

1日の中で気づいたこと。

田舎の魅力って、コンテンツの豊富さじゃ都会には敵わないけど、営んでいる人のストーリーとか含めて、立体的に見えるものがあるってこと。そして案内してもらうからこそ、それが自分にも見えるってこと。

 

魅力=モノ×ヒト

魅力の伝達=モノ×ヒト×案内してくれるヒト

 

だとして、私は都会に戻るけど、田舎との関わりは続けたい。魅力を「作る」ことは挫折したけど、「伝える」ことは続けたい。

そういう意味で、A夫妻のように、地域を伝えていくって姿勢はベンチマークしたいし、それを都会に住む側として、できることを考えたい。

 

この辛かった1年は、しっかり上書きされました。

命拾い

田舎暮らしも残5日というところで、危ない危ない。命拾いしました。

 

今日は朝から篠山→神戸→大阪→宝塚へ、きんと雲(車)と行く最後の遠出。神戸でも大阪でも、ガソリンはまだまだ余裕だったが、怪しくなってきたのは、最後、宝塚から篠山に帰る道中。

ガソリンランプ点きそうだなぁ。まだ大丈夫かなぁ。安い店ないから、もうちょっと待ってみようかなぁ。

と、走らせること数分。

あ、ランプ点いたなぁ。でも、点いてから50キロは走るらしいし、家までは残26キロ。大丈夫でしょ、うん、大丈夫。

と、走らせること数分。

どんどん山へ入っていく道。きんと雲は「坂」で燃費が抜群に悪い。いよいよ不安が募ってきた。

オロオロしながら、走らせること数分。

どんどん真っ暗闇になる道。気温が0℃と出ていたが、ガソリン節約のためエアコンを止めた。

どんどん細くなる道。幸い下りだったので、ガソリン節約のためブレーキを踏まなかった。

ので、ちょいちょいカーブで危ない目に遭いながらも誤魔化してたが、どうにも不安になってきた。iPhoneでガソリンスタンドを調べる。

あ、あった。しかし20:00で閉店。このとき20:10。くっそー、ニトリに2回も寄らなきゃ良かった!

と、一人押し問答していたが、しかし、退くにも退けないのだ。ガソリンスタンドがないのだから。

 

迷ったときは、前へ進むしかない。

いざというときはJAFがある。すぐ来てくれなければ、車中泊しよう。最後はお金で解決だ。

と、腹を括ったそのとき、目の前に黄色と赤の貝印が現れた。

「!!!」

Googleマップには現れなかったガソリンスタンド。その名も、昭和シェル石油六瀬SSさん。

…灯りは点いているものの、人の気配が感じられない。ときは20:25。もう閉店してるかも。しかし石油はそこにある。拝み倒してでも入れてもらおう。

と、そのとき、奥から人が出てきて、普通に対応してくれたではないかー!

よく見ると、平日は20:30閉店とある。何なの、その30分刻みー!!!まさかクリスマスプレゼント!?

 

ともあれ、10リットルほどガソリンを入れ、無事に家までたどり着いた。この幸運について、きんと雲と讃え合ったのはいうまでもない。

ありがとう、昭和シェル石油さん。ありがとう、六瀬SSさん。ちなみに土日は18:00閉店だそうです。

 

まとめ。「運が良かった」で済ませるな。田舎はガソリンに気をつけろ。

過去の自分に学ぶ会_20191219

毎週木曜日は、過去の投稿を見直す日。

過去に得た学びを反芻することで、今に役立てようという企画です。

 

2014年、2015年は、年末のせいか投稿自体なし。

2016年は、例によってPDCAしてる。見るたびちまちま頑張ってる人だ。 

tokyo100k.hatenablog.jp

2017年は、パコさんとの出会い。

この本との出会いは、優柔不断な私の転機となった。

感覚ではなく論理で、パシパシ決められるようになった。そのせいで篠山に来て、今おめおめと帰るんだが、これも感覚ではないから「納得」だけはしている。 

tokyo100k.hatenablog.jp

最後に2018年。

今週見るべきはこの投稿だけかも。東京キチ+谷根千エリア忘年会。

「縁」に感謝してるみたいけど、そうですね、それは真理だとして、結びゃ良いってもんでもないことを学んだのが今年だったか。

奇しくも今日、「今後していきたい」と考えたことを、この時点で書いてるので、これは2020年の目標としたい。

「円」はないけど、「縁」ならあげます。かな?

そうだ、縁を結ぶ人にならなれるかもしれない。

素敵な自分になりましょう。素敵な人と出会いましょう。そして、素敵な人と結ばれましょう。 

tokyo100k.hatenablog.jp

旅の結末

東京での仕事が決まった。

過去一番長く勤めた会社の旅行部門で、一番長く続いた職種(に近い職種)。保守的且つ、趣味と実益を兼ねた選択である。

その一番長く勤めた会社で、一番長く続いた職種を辞めたのは、今から7年前ほどのこと。

そのときは「もう(自分の)伸び代がない」なんて感じていたけど、今の私は逆。仕事に伸び代を求めていない。自分ができる仕事と、暮らしの両立が一番大切。

自分のしたいこと、楽しいことはその後だ。すべきこと(社会的使命)なんてそれに合わせたら宜しい。

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書きたいことはいろいろあるけど、書きません。

2019年の長い旅が、終わった。