子宮頚がん検査に引っかかって、1ヶ月半。腫瘍を直接切り取る「生体検査」の結果が出た。
カラーの辺りが怪しまれていたが(図は自作)、結果「異常はあるけど悪性ではない」とのこと。半年後にまた検査しましょうって。
これで厳戒態勢は解除になるが、それにしてもこの期間、学ぶことが多かった。
まずは体を大切にすること。悪習慣やちょっとした油断は、本当に体を蝕む。
次に心を大切にすること。体より複雑で厄介な分、小さな焦りや判断ミスが長く自分を苦しめることが分かった。
そして、最も大きな学びがこれ。
自分を大切にすることは、 人から大切にされることとセットで考えなければならない。
社会人である以上、切り離せば半分も機能しないから、自分で「大切にしてくれ!」と、声を上げなければならないのだ。でなきゃ環境のせいにするばかりで、またストレスの渦に逆戻りする。
今回私は生まれて初めて、自分に生まれたことを感謝したかもしれない。
この期間あれこれ改善できたのは、体が教えてくれたおかげ。そして、治療や習慣の見直しなど頑張ったけど、切り札は病名だ。これが武器となって周囲の協力を得られ、この1年しんどい目にあった私の心が守られることとなった。
頑張ってくれた体に対して、ごめんね、からの、ありがとう。今日の日を忘れないようにしよう。