10月から異動希望を出していたが、叶わなかった。
ので、心置きなく移住することにする。来春より1年、修行のつもりで。
行先を発表する前に、ここに至るまでの経緯を復習しておこう(しつこい)。
昨年5月、某しんどいプロジェクトにアサインされ、同僚たちの心がどんどん折れていくのを目の当たりにする。
9月、ひょんなことから島根県津和野町と吉賀町へ。田舎で暮らし働くことを初めて考える。
10月、子宮の異常が発覚。会社を辞めたくなる。
12月、兵庫県淡路島の移住ツアーへ。肥料なしで育てる「自然栽培」に感銘を受ける。
1月、会社が繁忙期を迎える。(〜3月)
プライベートは「働き方」「地域」をキーワードにワークショップに出まくる。退職意向がますます強まる。
5月、民泊法改訂による家の立ち退き騒動が勃発。シェアハウスとして存続できるか不安な日々を過ごす。
6月、もろもろのストレスがピークに達し、会社で暴動を起こす。
どうせ辞めるならキャリアカウンセラーの資格を取ることにする。異動希望も出す。
9月、異動希望は叶わず。←イマココ
…ということで、ポンコツな私なりによく頑張った1年半。曲がりくねってはいるけれど、道が拓かれつつあるのを感じている。
来春からは岡山県西粟倉村のプログラムにエントリーしていて、採択されれば移住する。されなきゃそのとき考えるけど、また大企業に入って、似たような仕事をすることはないな。
私の希望はこれ。
心折れず、体痛めず働けること。
そのために、自分の「心」が動く仕事をしたい。もう頭で論理をこねくり回して、人間らしい自然な感覚を失うのは嫌だ。
その選択肢として今あるのは、キャリアコンサルタントとビール醸造家ということになっている。
仕事以外では、自然栽培とか発酵とか手仕事とかにいそしみつつ、等身大の、それ以上でもそれ以下でもない暮らしがしたい。結局のところ、こういうのが一番心折れず、体痛めない生き方なのだ。
都会の華やかな暮らしは縁遠くなるけど、それよりもこうやって壮大な人生実験ができること!
これにこそ、お母さん産んでくれてありがとう、ぐらいの贅沢を感じている。