ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

食費を減らす緊急施策 -3-

6月20日になりました。食費の定点観測です。

まずは復習から。

5月の食費が高かった!

ので、6月は緊縮財政を実施しています。

「具体的施策」としては、

・食品は現金で払う(月末の「えっ!」を避ける)
・10日ごとに家計簿の点検を行う(心理的な引き締め効果)
・朝食/昼食/夕食/間食を分けて記録する(高い買い物を把握)
阿佐ヶ谷姉妹さんのように豆苗を育てる(買えないならば作る)

をしていて、上から2番めの項目が、この投稿ということになります。

前回6月10日は、目標10,000円に対し、実績9,112円円と達成!

tokyo100k.hatenablog.jp

そして今回6月20日は、目標20,000円に対し、実績19,774円と達成しました!

鎌倉での昼食(2,079円)は「趣味費」に計上した上での結果なので、余裕がないことに違いはありませんが。

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とはいえ、何だかんだで月末も達成できそう*1

施策ごとの効果をふりかえってみると、

・食品は現金で払う→★★★
・10日ごとに家計簿の点検を行う→★★
・朝食/昼食/夕食/間食を分けて記録する→?
阿佐ヶ谷姉妹さんのように豆苗を育てる→★

とにかく毎日、家計簿と睨めっ子&1日の予算内に収めたことに尽きる。当たり前のことだけど、1ヶ月は1日の集合体なんだな。

「朝食/昼食/夕食/間食を分けて記録」は意味なし。「高い買い物」を突き止めたかったが、そもそも高いものを買わなくなったので。

阿佐ヶ谷姉妹さんのように豆苗を育てる」は、日々育てていくのが楽しいので、金額よりもモチベーション維持に効果的だった。

 

また、この期間の「良かったこと」を挙げるとすれば、

・不要不急なものが買えないので、痩せた。

・「心の友」だったビールともすっかり縁遠くなった。体には優しい…。

・ちょっと贅沢な食材も買えないので、安いもので工夫するようになった。例えばサラダに「ベビーリーフ」を入れていたが、レタスだけにする代わりに塩昆布で味を複雑にするなど。

・スーパーごとの得意分野を把握できる賢い消費者になった。野菜はA店、加工品はB店、など。

このように書き出してみれば、「制約は工夫の母」という感じもしてくる。

何にいくら払おうと、要は健康に暮らせれば良いこと。7月以降もコスパ良く食べる工夫をしていこう。

*1:※7月3日追記:6月は27,095円で達成しました。

『リトル・フォレスト』と四季の暮らし

最近、自然づいている私。

週に1回のホームシアターでは、『リトル・フォレスト』という映画を見てみた。

ストーリーは、都会で挫折した主人公が、束の間の休息を取るため田舎に帰るというもの。「束の間」のつもりが1年過ごしてしまうのだが、「そりゃ誰でもそうするよ!」というぐらい、映像から見える四季と田舎暮らしが素晴らしい。言葉で伝わる気がしなかったので、スクショまで撮ってしまった。

主人公は母親の影響もあり、日々食べるものはもちろん、お菓子やお酒(どぶろく)まで、自分で作ることができる。

で、それを人にふるまったりするうちに再生していくのだが、この、自分の食べるものを自分で作る、それが自分を癒やしてくれる、どんどん元気にしてくれるっていうのは、凄くよく分かる気がする。

というのも、私も2年半ほど前、職を失い命からがら(?)帰京した、ということがあったからだ。そのときとにかく取り組んだのは「自分の暮らしを整える」ということだった。

帰京前の私がいたのは、まさにこの映画に出てくるような田舎だった。

視界の中で一番広いのは田んぼ。次が空。春は水を張った田んぼに月明かりが映え、夏は青々と育った稲が、秋になると黄金に輝く。

自然は確かに素晴らしかった。けれど、ハードに働きすぎて「ちゃんと食べる」とか「ちゃんと寝る」とかいうことができなかったのだ。

なので、移住前の自分に伝えるとすれば、「自然豊かなだけでは不十分」。一番は、自分の食べるものを自分で作れる暮らし。豊かな自然があれば尚良。あとは一緒に食べてくれる人。

息を吹き返した主人公は、やがて自分の生きる道を見つけていく。

どの道を歩くかはそれぞれだけど、きっと、大切なことは何より、自分を自分で食べさせられる。元気にできる。だから自分は大丈夫。っていう地に足ついた実感なんだろうな。

6月の鎌倉はcolorfulだった

6月も終盤。束の間の晴れ間を利用して鎌倉まで行ってきた。このまま紫陽花を見ないで終われないような気がしたのだ。

コースは明月院鶴岡八幡宮長谷寺、その間ちょこちょこ寄り道。欲しがりすぎない、妥当なコースではないだろうか。

と思っていたのだが、考えが甘かったらしい。

TVを見れば鎌倉、本屋に行けば鎌倉。紫陽花、大河、行動制限の解除で、この時期、鎌倉に行きたい人は多いのだろう。うすうす予感はしていたのだ。

そこで、私なりには早い8時に家を出て、8時半の横須賀線に乗った。すると、横浜を過ぎた辺りで鎌倉っぽい人が増えてきて、大船からはドカッと増えて、その大半が北鎌倉で降りた。私も。うーん。

改札から始まる10メーターぐらいの行列は、そのまま最初の目的地である明月院へ。

本来なら、身長よりも高い紫陽花の木に感銘を受けるはずだったのだが、GW並みかそれ以上に混んでました。。。

侘びも寂びもない明月院のお地蔵さん
数少ない「それっぽい」写真

花よりも人を見たような感覚を後に、鶴岡八幡宮へ。こちらの混雑は普通。

参拝を済ませて降りようとすると、既に七夕祭りの装飾が施されている。6月、6月と思っていたが、季節は絶えず流れているらしい。

そのまま和田塚方面まで歩くと、まだ午前中だというのに昼食難民になってしまった。焦ってもしょうがないからと30分待って食べて、13時には最後の目的地である長谷寺へ。

歩くこと15分。

長谷寺が近づいてくると、明月院に匹敵するかそれ以上の混雑が見えてきた。そして門前に着くと、とんでもない文字列が目に入ってきた。

あじさい路*1」は密を避けるため入場制限しています。本日の整理券は配布終了しました。

な、なんだとー!!!

長谷寺だけではない。行きたかったカフェやレストランは全部行列。江ノ電は混んでるので、暑い中全編歩くなど憂き目の多い1日だったが、最後の最後にこれかい!!

 

仕方なく、あじさい路抜きで参拝したが、、、

すみません。十分満喫できました。恐るべし、長谷寺

そのまま周辺を散策すると、

 

江ノ電の脇に紫陽花

鎌倉の街では、ちょっとした至るところに紫陽花が咲いている。別の季節になれば、きっと別の花が咲くんだろう。

花屋さんに紫陽花

「花を育てる」というのは根気が要るし、大切に思わなければできないことだ。きっと多くの市民がそういう感覚を共有してるんだろうな。

古書店にも花

混雑にばかり苦しんだような1日だったが、帰りの電車で写真を見返してみると、どの写真も眩しいというか、東京では撮れない色ばかり。この色は、空気の綺麗なところでなければ撮ることができないはず…!

家から1時間半の距離だというのに、鎌倉には絶妙な量の自然があるのだ。

そのバランスを守る市民の感覚も含めて魅力となり、人を寄せつけてしまうんだろうな。どんなに混雑したとしても…!

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最後に来年の自分へ。長谷寺へは朝イチで行け。

 

 

*1:境内の一角にある紫陽花の群生地で、花越しに海岸まで一望できる絶景スポット

酵素シロップという夏の楽しみ

暑くなってきたので「酵素シロップ」を作ってみた。

材料はリンゴ、オレンジ、キウイと氷砂糖。1日1回、混ぜながら発酵を待つ。

指についたものを舐めてみると、甘い日もあれば酸っぱい日もあり、砂糖と果汁が溶け合っているのが分かる。日々「育っている」のだ。

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当初は「梅酒」を作るつもりだった。が、梅が好きでないため、まだ昨年のものが残っている(←何故作った?)。

であれば、と「すもも酒」を作ることにしたが、緊縮財政のためホワイトリカーが買えず、そうこうする内に熟したすももが「食べてください!」と訴えてきたので食べてしまって、氷砂糖だけが残った。

うーん。少し考え、年中ストックしているリンゴ、オレンジ、キウイを、適当に切って混ぜ混ぜ。後は冒頭に戻る。

今夜は発酵シロップ+焼酎+炭酸水でフルーツサワーを作ってみた。

当たり前だけどめっちゃフルーティー。私は日本酒でもワインでも、フルーティーなのが好き。

酵素シロップって、買えば結構するんだけど、自分で作れば財布に優しく、体に良いし、味も良い。「私が作ったんだぜ」なんてドヤ顔もできる。「良いこと」しかない夏の楽しみなのだ。

今日一日は未来の自分のための一日

日記帳が終わったので、新しいものに新調した。

使っているのは無印の文庫本ノート(に麻のブックカバーを着けている)。1日1ページで、数ヶ月は書ける。

古い日記帳はどうするかというと、私は大切に残したりせず、あっさりさっぱり捨ててしまうほうだ。その代わり、捨てる前に1回は読む。早速、今回も読み始めてみたら、巻頭にこんなことが買いてあった。

これは幸せになるためのノートです。

私はかつて、幸せ=大きなことを達成することや、それによって多くの人に認められることだと思っていました。

が、少なくとも私の場合、大きな幸せを1、2個得るよりも、身近にある小さな幸せを100万個ぐらい集めることだと分かりました。

そこでこのノートは、小さくても確かな幸せを記録し、更に増やしていくために使うことにします。(2021年11月3日)

ふふふっ。

新しい日記帳に対する、「所信表明演説」のようだ。

文中にある「大きな幸せ」について補足しておくと、私は若い時、海外で日本語を教えたり、田舎でビールを作ったり、興味のあることに対して行動せずにはいられない人だった。が、今考えればそれは「満たされない承認欲求」がそうさせていただけで、自分の本当の幸せはそんなところにはなかった、ということを意味している。

大きな幸せを1、2個得るよりも、身近にある小さな幸せを100万個ぐらい集めること。

blogもそうだけど、過去の自分が書いたものって、今の自分に送られてきた「メッセージ」みたいに感じられる。少なくとも過去の自分が、未来の幸せを祈ってくれていたようで嬉しくなる。

ということは、今の自分が書くものは、未来の自分に対する………ということは前にも書いたが、考えてみればこれって「書く」だけじゃなく、「する」こと全てがそうなんじゃないだろうか。

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今日、体に良いものを食べよう、とか。今日、心が喜ぶ映画を見よう、とか。今日、あの人と仲良くしておこう、とか。

「今日の行動」は、一見すれば今日のうちに完結してしまうようだけど、実は小さな決断や小さな行動の全てが、きっと未来に影響している。成果に結びつくことばかりではないだろうけど、きっと、影響だけは、全てが。

そのように考えていくと、今日する行動や努力がもっと楽しめそうな気がしてくる。例えるなら、花が咲くか咲かないか、そんな花かも分からないけど、とにかく土を耕し、せっせと種を植えているような感じ。

所信表明演説」に戻れば、プロセスを楽しむこと自体が、100万個集めたい「小さな幸せ」になるだろうし、運良く何かが咲いたとしたら、その喜びもまた「小さな幸せ」になるのだろう。

森の中にあるカフェ(23区内で)

天気の良かった日曜日、とっっっても素敵なカフェに行った。

店の名前は「cafe Felice」。

GARDEN SQUAREという「森」の一角に、カフェとレストランと花屋さん(写真)が入っている。

最寄りは西武の「都立家政」。最初は「どこそれ!?」だったけど、地図で見たら高円寺の北のほう。そこまで遠くはないのかも、と足を伸ばしてみることにしたのだ。

電車を降りて、住宅街を歩くこと10分ぐらい。すると一軒家ばかりの中に突如こんもりとした「森」が現れる。

「もしやこれが…?」と角を曲がると、どうやらそれっぽい。あちこちに紫陽花が置かれ、花屋さんもあることが分かった。

カフェに入ろうとすると、3組ほどが並んでいる。立地が立地だけに驚いたけど、それだけ素敵なのだろう。高まる期待。わくわくわく。

そして、待たされること20分。

花や森を見ていたから、「待たされた」感じはなかったんだけど、店員さんの案内に思わず嬉しい悲鳴が…!

「テラス席で宜しいですか?」

!!!

座りたいです、座らせてください。内心「キャーキャー」叫ぶ私。やったー!

そのまま、3時間はいただろうか。

目の前に広がるのは森!

その空気は柔らかくて、優しい香りが漂ってきて、居心地が良すぎて、根が生えてしまいそうだった。目の前の木と同じように。

周りを見ると、ほとんどの人が長居しているようだ。我々もピザとホットドッグとシフォンケーキで粘った。もちろん味も◎でした。

カフェを後にしてからは商店街を散策。明るい時間からバルに入り、また3時間喋った。

そして分かったような気がする。

遠くへ行くでもない。高いものを買うでもない。森に癒やされ、ただ喋る。本当に充電される日曜って、きっとこんな感じだ。

自分で作る結婚指輪

年内を目標に結婚を考えている私(43才・初婚)。

確か3月だったか、「そろそろ指輪買ってくれる?」と聞いてみたら、「どこに買いに行く?銀座?」と聞き返され、答えに窮しているうちに、6月になってしまった。

 

『結婚指輪を買いに銀座に行く。』

オーソドックスこの上ない提案だったが、なぜ答えに窮したか。

私にはちょっと、銀座(の松屋界隈?)に建ち並ぶジュエリーショップを行脚して、その中から一軒だけを選んで店に入り、もう二度と体験することのないだろう、うやうやしい接客という「圧」を受けながら、ピカピカに磨かれたショーケースの中でキラキラに輝く指輪の中から、自分だけのたった一本を決めるということが、できる気がしなかったのだ。

どうしたものかと困っていたら、答えはblogに書いてあった。

市販が嫌なら、自分で作れば?と。

tokyo100k.hatenablog.jp

かくして、「作れる」店を検索してみると、あったあった。

複数ある中から予約してみたのは、目黒に本店を構え、青山や吉祥寺、鎌倉、京都などにも展開しているCRAFTYさん。

www.kochentertainment.com

早速足を運んでみると、うやうやしいというよりは丁寧な接客で、およそ1時間半に渡り、あれこれ相談を受けてくれた。

ちなみに指輪の作り方は2種類。1つはワックスというロウのようなもので指輪の「金型」を作るパターン。もう1つは金属の延べ棒みたいなものを熱したり叩いたりする「刀鍛冶」みたいなパターン。

私は自分のサイズを測ったこともなければ、似合う色やデザインも分からなかったので、ひたすら見本をはめまくり(8号だった)、一方、不器用を「自負」する彼は、店員さんにあれこれ聞いては作る難しさに恐れ慄いていた。。。

今回ちょっと驚いたのは、指輪にも似合う似合わないがあるってこと。当たり前のことかもしれませんが、私は今まで、指さえあれば何でも良いんだと。。。

ちなみに私の場合、定番のプラチナや初々しい感じのデザインはことごとく似合わず、一番良かったのがこのエタニティタイプ。ちょっとゴージャスなので、新婦というより10周年みたいな感じだけど、確かに年齢だけなら完全にそっち側なんですよね。。。

そんなこんなで、この日は見積もりまでいただいて終了。

CRAFYさんは明朗会計で、基本は金属の重さで決まる。そこに制作料と、職人の加工が入る場合はオプション料が加わり、我々の場合は2本で15万ぐらいとのこと。これって高いの?安いの?

 

それにしても、結婚するってプロセス多い!

指輪を実際に作るのは本丸(向こうの親)を攻略した後になりそうだけど、難攻不落な城と聞いているので、こういったプロセスの一つ一つをなるべく楽しんでいきたい。

食費を減らす緊急施策 -2-

5月の食費が高かった!

ので、緊縮財政を実施しています。

tokyo100k.hatenablog.jp

6月の頭に考えた「具体的施策」は以下の通り。

・食品は現金で払う(月末の「えっ!」を避ける)
・10日ごとに家計簿の点検を行う(心理的な引き締め効果)
・朝食/昼食/夕食/間食を分けて記録する(高い買い物を把握)
阿佐ヶ谷姉妹さんのように豆苗を育てる(買えないならば作る)

ということで、既に15日ではありますが、10日までの成績を発表しておきます。

 

10日までの食費:9,112円(予算10,000円に対して◎)f:id:tokyo100k:20220614181743j:image

日々の三食に加え、贅沢品である「角煮カレー」や「すもも酒」の材料も買いましたが、予算内には収まりました。

一方、暑い日でもアイスコーヒーを買えなかったり、ミックスナッツを含め、お菓子やお酒などいわゆる「嗜好品」は我慢の日々。家の隣はコンビニなのに、ほぼ足を踏み入れていません。

阿佐ヶ谷姉妹さんのように、豆苗栽培も開始。1袋100円未満と安い上に、2回も食べられて栄養価まで高い。値上げの時代に仲良くすべき食材です。

ほか、角煮カレーを作った際にできた「ラード」を炒め物に再利用したり、緊縮財政の心理的影響は、暮らしのあちこちに現れています。まだまだ楽しめてはいるけど、ずっととなると禁欲的かな…。

 

6月は悲願の3万円切りを!!!

食費を減らす緊急施策 -1-

5月の食費が高かった!

40代・一人暮らし・ダイエット中なのに、48,39249,668円もかかってしまった。

いや、前半は順調だったのだ。予算の半分以下で推移していたんだから。その後、29日ぐらいに30,000円超えたが、それでも30,000円台には収まる感じだった。

ところが!

恐らく月末で、カード払いのデータが自動反映されたのだろう。最終結果を見てみたら、あろうことか48,39249,668円。統計(家計簿)を開始した2021年7月から、史上2番めの高さだ。

 

心当たりがあるとすれば、

・頼まれた買い物を立て替えた
・外食を奢ってもらった代わりに内食を私が奢った

ことはあったが、数回のこと。10,000円にもならない。

であれば、日常に原因が?

私は3食自炊だし、コンビニだってほとんど買わない。

・1日5粒と決めていた苺をそれ以上に食べたこと
・1日5粒と決めていたブルーベリーを(以下同文)
・1日5粒と決めていたミックスナッツを(以下同文)

ぐらいしか考えられない!

ひょっとして、これが世にいう「値上げの煽り」なのだろうか。

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過ぎたことを悔やんでも仕方ないので、6月は緊縮に入る。

具体的な施策は、

・食品は現金で払う(月末の「えっ!」を避ける)
・10日ごとに家計簿の点検を行う(心理的な引き締め効果)
・朝食/昼食/夕食/間食を分けて記録する(高い買い物を把握)
阿佐ヶ谷姉妹さんのように豆苗を育てる(買えないならば作る)

6月は悲願の3万円切りを!!!

 

ーーー現場からは以上です。

散歩で自分を整える

近くに「白山神社」という、ちょっとした紫陽花の名所がある。

6月ともなると、参道、境内はもちろん、周りの公園やマンションの敷地まで、紫陽花の花でいっぱいになる。「ここは紫陽花の地区です!」といわんばかりに。

紫陽花は、一雨ごとに綺麗になる花だ。

だんだん雨が増えてきたので、花も進んだかもしれない。気になり足を伸ばしてみると、ぼちぼち見頃が始まったよう。

夕刻の神社で、ぱちぱち写真を撮りまくった。

その間、頭にあったのは「どんな構図なら神社に見えるか?」ぐらいで、何ということもない時間だったが、それでも、心は花の彩りに喜び、体は初夏の風に喜んでいた。

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ここ最近、「散歩」を日常に取り入れている。

わざわざ辞書を引くまでもないが、

さんぽ【散歩】
気晴らしや健康のために、ただぶらぶらと歩くこと

ということで、私も10分〜30分ぐらい、目標らしい目標を決めず、気の向くままに歩いている。

とはいえ、「気晴らしや健康のため」といわれれば少し違う気もする。私が散歩をするのには、ちょっとだけ切実な理由があるのだ。

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私は元来、「目的のない行動」ができない性質である。

どういうことかというと、「〇〇のために△△をする」というような、目的のはっきりした行動は好きだが、逆に目的もないのに「ぶらぶらと歩く」ようなことができない。

運転に例えるなら、ナビに目的地を入れなければ一切走らない車のような感じ。「ちゃんと目的地に着ける」のは利点だが、しかし人間、明確な目的があるときばかりでもないだろう。

何らかの理由で目的がなくなったとき、私は不安に陥ってしまう。焦ってしまう。

そこで、新しい目的を考え出す。ひねり出す。が、焦って考えた目的だから「的外れ」なことが多く(目的なのに!)、努力の割に成果が出ない。

結果として、車は走っているけれど、目的地を目指しているのはナビだけ。エンジンはオイル切れだし、タイヤはパンク寸前、ということになる。

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今までの失敗は、多くがこのパターンだった。が、パターンさえ見えれば、半分は克服したようなもの(きっと)。

要は、ナビとエンジンとタイヤのバランスが悪いわけだから、ナビ(頭)だけが頑張ることのないよう、エンジン(心)やタイヤ(体)も喜ばせてあげる必要がある。その一環としての散歩なのだ。

 

頭と心と体のバランスを取るための散歩。

結局はこれも「目的」だけど、スピードをちょっと落としてみる。頭だけで走るのではなく、心と体の声も聴き、ペースを揃えて歩いてみよう。